ベニバナ
ベニバナとは、キク科の越年草植物で、高さ1メートル位になって、茎は直立で白色をしています。
6〜7月ころに、アザミに似た、鮮黄色と紅の2色が混じった美しい花を咲かせます。
昔は、口紅をこのベニバナで作っていました。
食用油として「ベニバナ油」の名で知られ、リノール酸が70%も含まれている良質なものです。
○採取
最近は、日本全国で栽培されていて、一部では自生するものもあります。
6〜7月ころ赤くなった管状花だけを採取して、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥します。
=紅花(こうか)
○薬 効
動脈硬化、 打撲傷、月経不順、産前産後、血の道、更年期障害、冷え症などに・・・
乾燥した紅花3〜5グラムを1日量として煎じて飲みます。
婦人病一般に・・・ベニバナ酒
サラシ木綿などに、紅花(こうか)30〜40グラムをホワイトリカー1.8リットル、砂糖300〜400グラムを漬け込み、2ヶ月程度熟成させます。
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