ドクダミ
ドクダミとは、ドクダミ科の多年草植物で、葉緑は全緑、葉質は柔らかで、もむととても独特の臭いがします。
初夏から夏にかけて、花は茎上方から伸びたところに淡黄色の花を咲かせます。
穂の下に白色で十字形に4枚開いているものが、一般に花びらだと思われていますが、これは葉に近い性質をもった苞と呼ばれるもので、実際のドクダミには花弁もがくも片もなく、黄色の部分は雄しべの先端の葯が密集したものです。
ドクダミの、花部分には有効成分のイソクエルシトリンが多く含まれています。
○採取
5〜6月の花期に根を含めた全草を採取し、乾燥してから日干しの後、半陰で完全に乾燥します。
ドクダミは、日干しの乾燥で、速いほどきれいな色に仕上がります。
○食べ方
薄めの衣をつけて、中火でからりとした天麩羅にします。
※個人的な感想^^いつまでも胃のなかからどくだみの香りがしてくるんです^^;
全草を乾燥させて、お茶代わりに常用すると肌がきれいになり、肝臓・腎臓を強化してくれます。
○薬効
化膿性のはれものに・・・
新鮮な葉を水洗いし、新聞紙等に包んで火に焙り、柔らかくなったら、はれものの大きさに折って、絆創膏で止めておきます。
利尿、便通及び高血圧予防に・・・
ドクダミ茶を用いますが、十薬20〜30グラム、ハトムギ10グラムとを煎じ、お茶代わりに飲みます。
便通を整えたいときに・・・
葉茎20gを煎じて飲みます。
クエルチトリン、イソクエルチトリンの作用によって、緩下作用、利尿作用、があります。
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