クズ
クズとは、マメ科の多年草植物で秋の七草のひとつ。
全国各地に分布し、一ケ所に群生している大型植物で、つるは籠作りやリースなどにも活用されます。
7〜9月には、甘い香りの房状の紅紫色の花を咲かせます。
太く長い根からは、クズ粉が取れ「葛根湯」と呼ばれています。
○採取
日当たりの良い岩壁、土手、林、野原。
○食べ方
春先の3cm位までの若芽、花を食べます。
根は皮をむいて料理し、花は乾燥させてクズ茶になります。
油炒め、葉と花の天婦羅、ゴマ合えなどに。
○薬効
風邪のひき始め、発汗、解熱、頭痛、二日酔いに・・・
根を夏から秋にかけて掘り、きざんで乾燥させます。1日30gを水500ccで煎じて飲みます。
または、くず粉を煮て、うすい塩味かはちみつを入れてあついうちに飲みます。
食中毒に・・・
生の根の絞り汁を飲みます。
または、干した根の煎じ汁を飲みます。
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