オケラ
オケラとは、キク科の多年草植物。
地下茎は長さ5から8センチ、直径1.5から3センチ、多数の丈夫な根があり、茎の高さ30センチから1メートル、花弁の外がかたくギザギザしていて、秋にはアザミのような花がさきます。
漢方では、「蒼朮」「白朮」として有名で、薬用のほか、昔からかびを防いだり、蚊よけに使われています。
○採取
茎があまり高くならない4,5月頃、先のほう10cmくらいをつまみとります。
○食べ方
サッとゆでてから、2〜3時間水にさらして調理します。
あえもの、ゴマよごし、おひたし、味噌汁の具などに
○薬効
腹満、冷えて腸が悪く腹痛、胃弱な下痢、腎臓疾患、利尿、下痢、解熱、発汗、せきなどに
1日量10gを水400mlに入れ、約半量になるまで、とろ火で煎じます。
1日3回に分けて食間に飲みます。
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