ヨクイニン(ハトムギ)
ヨクイニンとは、ハトムギの種のことで生薬として使われます。
9〜10月頃に刈り採って、種皮をのぞいた種子を日干しにして乾燥します。
生薬では、よく苡仁(よくいにん)と書きます。
ハトムギとは、中国、インドシナ原産のイネ科の一年草で、夏、葉の間から穂を出し、花をつけ、秋に茶褐色の実をつけます。
◆ヨクイニンの効果・効能
利尿、消炎、排膿、鎮痛、滋養、胃・十二指腸潰瘍、下痢、むくみ(浮腫・水腫)、小便不利、神経痛(しんけいつう)、美容・美膚
◆ヨクイニンの利用方法・用途
漢方薬として
浮腫、リウマチ、神経痛、化膿症などで、麻杏よく甘湯( まきょうよくかんとう )、よく苡仁湯( よくいにんとう ) などに配合され手います。
お茶として・・・
いぼとりや皮膚のあれに
◆分布場所
中国南部からインドシナ半島、熱帯アジヤ原産。
日本全国で栽培されています。
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