タイソウ(ナツメ)
タイソウとは、ナツメの果実を日干しにして乾燥してから蒸して、また日干しにしたもので生薬として使われます。
生薬では大棗(たいそう)と書きます。
ナツメとは、ヨーロッパ東南部原産でクロウメモドキ科の落葉小高木。
初夏に淡い緑色の花をさかせ、果実は紅色をしています。
◆タイソウの効果・効能
鎮静、強壮、補血、滋養、小便不利、不眠症
◆タイソウの利用方法・用途
漢方薬として
緊張による過敏症や咳などの緩和を目的として、葛根湯(かっこんとう)などに配合されています。
食用として
暗紅色に熟した果実を生で食べたり、甘味を加えて煮て食します。
果実酒として
◆分布場所
日本全国で栽培。
南ヨーロッパ、アジア西南部原産
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