シャゼンシ(オオバコ)
シャゼンシとは、オオバコの種子、全草のことで生薬として使われます。
花期に、花穂が出て葉が十分に成長した初夏から秋にかけ、全草を採取し、天日で干し、やや乾燥してから日陰で十分に乾燥させたものを、生薬で車前草(しゃぜんそう)といいます。秋に結実した花穂を切り取って、新聞紙などに広げて天日で乾燥し、種子だけを集めたものは、生薬で車前子(しゃぜんし)といいます。
葉だけを乾燥したものは、生薬で車前葉(しゃぜんよう)です。
オオバコとは、道端によく見られるオオバコ科の多年草で、夏に長い茎の頂端に穂状の小花をつけます。
◆シャゼンシの効果・効能
利尿、鎮咳、下痢、利尿、腫れ物
◆分布場所
日本全土の日当たりのよい路傍、野原。
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