箱庭療法
箱庭療法とは、クライアントが砂の入った箱の中にミニチュアを置くことによって、自分の内面世界を表現し、それを深く体験することによって、さまざまな症状や対人関係を改善していく心理療法のセラピーです。
箱庭療法が治癒力をもつのは、自分の心の奥深くにある世界を、箱庭という道具を通して表現し、それを自分の目で確認することによって、内的な統合がもたらせられるためです。
カウンセラーの役割は、クライエントが箱庭を置いているのを見守ることで、ほとんどの場合黙って見ていますが、その視線はクラアントの内面を理解しようとしながら、受容的態度で側に寄り添います。
そしてカウンセラーは、その思いをクライエントに役立つよう伝えることもあり、そこからクライアントがさらに内的自己を統合していき、治癒効果を高めていきます。
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